祖父の百箇日法要をおこなった。お寺の住職
が教えてくれた卒哭忌とも呼ぶのだそうだ。
声をあげ哀しみにくれるのを卒業する時期と
いう意味があるそう。そうでないと前を向い
ていくのができないからだろう。
そんな区切りのある今日という日に祖母に向
かいカメラを構えた。あれほど嫌がっていた
のが嘘のようにまっすぐボクをみてくれた。
その顔がファインダーに重なった。
(Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH. 4th)
晴れた日の夕方に近づくとこの場所は決まっ
て西日が差し込む。昔も今も変わらないこと
(Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH. 4th)