#3 情動と耳の痛みのあまりにも小さい世界 2014.10.26
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ここから見たアパート階段の屋根が影ででき
ていた。かたちあるものをないものが補う。

そんな相互扶助の関係が羨ましいではないか
実際に触れられるものだけが全てではない。



Leica X-E (Typ 102)


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来る時は電車できたけど帰りは一駅分歩いて
みることにした。繊維工場の前を通ったら機
械を動かす音がして、ボクに起こっているこ
とはやっぱり現実なんだと言われているよう
だった。


Leica X-E (Typ 102)



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歩いていたら町営プールのある場所に出てき
た。懐かしい光景がボクのこころを敏感にさ
せてしまうようだ。

目に映るものすべてが思い出せなくなるその
日までボクは今の気持ちを引きずって歩いて
いかなければならないのだろうか。

気持ちが少し前に進んだと思って喜んでいて
もまた不意にやってくる感情の波は引くたび
に大きくなってやってくる。

もう波を待つのは疲れてしまった。

Leica X-E (Typ 102)
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# by 85-f14 | 2014-10-27 01:31 | Osaka | Comments(0)
#2 情動と耳の痛みのあまりにも小さい世界 2014.10.26
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左耳が痛みがしばらく続いている。なぜなの
かそれは音楽をイヤフォンで聞きすぎている
からだとわかっている。休みの日に出かける
と車に乗っている、ごはんを食べている以外
耳から離れることはない。きっと家でまった
くテレビを見なくなった反動だと思う。

歩道橋の上からスナップ。まっすぐに伸びる
2本の線路。片側は午後の光のせいでキラキ
と光っていた。

「生と死への道。生き方と死に方」そんな
似ているけど対極にあるものを想像した。



Leica X-E (Typ 102)




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前にも書いたけどライカのX-EはRAW
よりJPEGのほうが発色が地味でボクに
は合っているので好んで使っている。

インクが微かにそして少しずつ掠れてい
くような雰囲気がいい。後でノイズを乗
せる時にイメージをつくりやすいから。

秋が終わりそうな気配も感じたけどまた
今日は夏に戻ったみたいな気候で身体が
おかしくなりそうだ。


Leica X-E (Typ 102)



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踏切でカメラをセッティングしている人
に声を掛けて写真を撮らせてもらった。

カメラ自体をカメラで撮ることにビックリ
した顔をされていた。高速連写で撮る電車
は何か聞いてみたら今日は貨物列車だそう

電車が好きだから何を撮ってもいいって、
嬉しそうな顔が印象的だった。

ライカにするまでD3sを使っていたので、
一桁機がとても懐かしく思えた。


Leica X-E (Typ 102)
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# by 85-f14 | 2014-10-27 01:11 | Kyoto | Comments(0)
#1 情動と耳の痛みのあまりにも小さい世界 2014.10.26
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金曜日の夕方にも訪れたところだけど行く
場所も見つからない時はここが一番落ち着
ける。少しずつ後ずさせられるような焦燥
感と物憂いさを拭い切れないでいる。

曜日的感覚も最近ではすっかり消え失せて
しまって一週間の到達点もなくなっている

でもどこに行くと時もしっかりカメラは持
って行くのは変わらずボクらしい。



(iPhone 6)



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長い急な坂を下りると踏切にでる場所がある
坂の上には大山崎山荘美術館があるのでたく
さんの人が訪れるのだがボクが訪れる時間が
微妙に違うのか曜日の関係かあまり人とは出
会うことがない。

なので今日の踏切前の光景は違和感があった。


Leica X-E (Typ 102)



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コンクリートの土台に書かれた数字の羅列。
おそらく竣工した年月日なんだろう。

僕が生まれる10年前の出来事。今のあなた
にはこのボクはどう映ってますか。そして、
10年後のボクはどうなってますか?


Leica X-E (Typ 102)
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# by 85-f14 | 2014-10-27 01:06 | Kyoto | Comments(0)
#1 ボクが帰れるもう1つの場所 2014.10.25
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必ずと言っていいほど週に1度がここへ帰る
ボクの母方の祖父母の家だ。中学校ぐらいか
ら20代の後半までここでボクも生活をして
いた。高野山の帰りに甘いものを持って立ち
寄った。

2人とも持病もほどほどにあるけど自分のこ
とができる程度元気である。たまたまカメラ
を持っていたこともあり、嫌がる祖母越しに
シャッターを切った。家に帰って現像すると
なんだか切なくなってきた。

今のボクの抱える心の問題は2人には見せて
はいけない。そんなことを考えて見る写真の
中の祖父は「大丈夫」と言ってくれているみ
たいに思えた。


(Leica M (Typ 240) / Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM)



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祖母は元気といっても最近まで骨折で入院して
いた。元来負けん気が強い性格なので1人でも
ベットサイドでリハビリをしているそうだ。

このベットを拠点として生活を送っている。
いつまでも元気でいてボクに悪態をついて
いてほしいと思う。


(Leica M (Typ 240) / Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM)
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# by 85-f14 | 2014-10-26 02:33 | Osaka | Comments(2)
#7 孤独と蜜月の相対性理論 2014.10.25
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女人堂の裏にあったスペース。誰も訪れない
この場所でボクはボクを探すヒントになりそ
うな、なにかの痕跡を見つけようとした。


Leica X-E (Typ 102)


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たくさんあった本を妹に頼んで引き取っても
らったけど大崎さんの本だけいったん返して
もらった。あの頃切なすぎて2度と読めない
と思ってたけど、もう一度読んで向き合って
みようと思った。そして今日連れてきた。


Leica X-E (Typ 102)



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籠の中の鳥のように縛られている草木。
「束縛」一見背徳のように思えるけどこれ
も愛情表現の1つともいえるのだろうか。

「束縛」のまったくない愛情は軽薄なもの
に変わってしまうことはないのだろうか。

復路は和歌山周りで帰ることにしてみた。
高速道路で夕陽が沈んでいくのが見えてき
てまだ、僕の気持ちが揺らいでいることを
ボクが感じてしまっていた。明日も明後日
も続いていくのだろう。

相対性理論。ボクには耳障りな言葉になる。


Leica X-E (Typ 102)
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# by 85-f14 | 2014-10-26 02:13 | Wakayama | Comments(0)