夕方近くになり帰路はいつもと違う道で帰る
ことにした。知らない道は森を迷うかの如く
視点が定まらなくなる。窓から見えた景色に
目を奪われたが走っているので止まれず慌て
て引き返しコンビニで駐車場代の代わりとし
て珈琲を買って写真を撮りにいった。
荒れ果てたその場所は遊園地の跡地だった。
時間に置き去りにされ未だそのままになっ
ているようだった。西日が辺りを照らして
哀しさに溢れているようだった。
(Leica M (Typ 240) / Summarit L F=5㎝ 1:1.5)
中に入れないのが非常に残念だ。取り壊さ
れることなく朽ちていくのを待っているだ
けなのだろうか。
(Leica M (Typ 240) / Summarit L F=5㎝ 1:1.5)
なんだか今日は純粋に写真を楽しめた。
光に魅了された1日でもあった。帰り道に
見る光景が愛おしく日常的空間の良さを久
しぶりに陽の光を通して感じることができ
た。こんな日はよく眠れそうだ。
(Leica M (Typ 240) / Summarit L F=5㎝ 1:1.5)