カテゴリ:Kyoto City( 283 )
#2 文学的少女の贖罪 2015.6.14
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祇王寺を出てゆるゆると目的があるでもなく
歩いているとお店の人に声を掛けられた。

あなたの持っているカメラはライカか?って
突然に言われたことよりライカを普段使いに
使うの勿体無いと言われたことに驚いた。

せっかくのカメラをコレクションにでもして
おくのがいいのだろうか?そういえばライカ
ストアの店員もフィルムライカはそんなもの
だと常識のように言っていたのを思い出した。

ストアの人間がそんなことをいうのではボク
的には残念でしかたがない。使いこむことで
その人のものになり昇華していくのではない
だろうか?


(Leica M6 / Carl Zeiss Planar T* 2.0/50 ZM)
(ILFORD XP2 400)



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さすがに竹林の道まで来ると観光客が多く賑
やかな声が聞こえてくる。残念ながら風はな
く蒸し暑さと鮮やかでカラフルな色が竹の色
を凌駕していた。


(Leica M6 / Carl Zeiss Planar T* 2.0/50 ZM)
(ILFORD XP2 400)



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公園の古い遊具を見るとつい写真を撮ってみた
くなる。読みかけの本を持って来ていたので少
し休憩がてら読んで過ごした。

物語を読むときボクは感情移入をおそらく他の
人よりしてしまう傾向があると思う。今読んで
いる本もそうなのだろう。ページを進めるほど
に自分と重ね合わせて贖罪するかのように。



(Leica M6 / Carl Zeiss Planar T* 2.0/50 ZM)
(ILFORD XP2 400)
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by 85-f14 | 2015-06-14 22:48 | Kyoto City | Comments(0)
#1 文学的少女の贖罪 2015.6.14
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何時も事ながら時間の使い方に迷いを生じる。
車で出掛けるか電車か、交差点を曲がるとき
右なのか左なのか。行き場所すらままならな
くなり億劫になってしまう。だだ今日は静か
な場所というボクなりの希望があり祇王寺へ。


地を這う苔の湿気が全身に纏わりつくことで
不思議とボクを覆う澱が取れていくようで心
地良さがあった。

悲恋の尼寺という場所がそうさせるだろうか。


(Leica M6 / Carl Zeiss Planar T* 2.0/50 ZM)
(ILFORD XP2 400)



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狭い庭に広がる苔の海の前ではいつも聞いて
いる音楽はいらない。蝉の声もまだ早いこの
時期だけど静かすぎるこの場所に立つと数年
前の2人の残像が浮かんでくるがそれも今日
はなぜだか心落ち着かせた。



(Leica M6 / Carl Zeiss Planar T* 2.0/50 ZM)
(ILFORD XP2 400)


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吉野窓と言われる大きな窓のディテールに惹
かれシャッターを落とす。綻びまでもがこの
窓のデザインのように見えてくる。



(Leica M6 / Carl Zeiss Planar T* 2.0/50 ZM)
(ILFORD XP2 400)
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by 85-f14 | 2015-06-14 22:23 | Kyoto City | Comments(4)
#1 てのひらの感情 2015.6.13
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昨日東京でMの修理が終わったと連絡を受け
てさっそく今日引き取りに行ってきた。

センサーの不具合ではなくファームの調整で
上手くいったとのことなので東京で修理でき
たようだ。そんなことなら直接受け取ればと
思った。2週間ぶりに帰ってきたMは変わり
映えなくボクの手におさまった。

M-Eは今頃ドイツでどうしているだろうか?
そんなことを戻ってきたMを見ながら考えて
しまう。


(Leica M (Typ 240) / JUPITER 8 50mm F2 L mount )
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by 85-f14 | 2015-06-14 00:05 | Kyoto City | Comments(2)
#1 ハイハットシンドローム 2015.5.26
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外出はするが引きこもっていることも多くな
った。テレビは付けずにヘッドフォンで音楽
を垂れ流して聞いていつの間にかそのまま寝
てしまって夜中に起きる生活を続けている。

そんな精神状態と同調したのかライカMの調
子が悪くなった。画像を確認すると真ん中に
黒い筋が入る。ライブビューで見ると右端に
青い筋も出現する。休暇をとって購入したラ
イカストアに持っていくと240では初めての
ことらしく本国へ送還するとのこと。

ついでと思いM-EとM9-Pもセンサーの腐食
が取り出さされているので点検もお願いした。
M-Eはホワイトスポットが出ていたようでし
きりにMへアップグレードをすすめられたが
そのMが不具合ではどうしようもない。

CCDの映し出す絵とシャッターフィーリング
が気に入っているので買い足したのにね。


帰国まで数カ月は掛かる見通しだ。しばらく
はM9-Pで耐え凌ぐしかないようだ。


(Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/50mm 4th)



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せっかくの休みだからスナップでもと思った
けどそんな気分になれない。最近はカメラを
持っても力が湧いてこない。とりあえず時間
があると眠ってしまう。今日も眠気との共存。


(Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/50mm 4th)



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とりあえずスナップは帰って画像を確認して
も面白くもなんともない絵なのだ。

心の中はすべて写真に映しだされる。



(Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/50mm 4th)
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by 85-f14 | 2015-05-26 23:33 | Kyoto City | Comments(2)
#3 感覚記憶の葬列 2015.5.17
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今まで色々な場所に出かけて来た。どこに行
ったのかはすぐに思い出せないけど不思議と
写真を見返すと撮った場所とどのレンズで撮
ったかがわかる。普段の記憶力はびっくりす
るぐらいないと思えないぐらいだ。

余計なものを引き連れてやってくるそんな記
憶力は今は必要ない。


(Leica M6 / SUMMARIT-M f2.5/50mm)
(Kodak Gold 200)



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この先入れないとわかっていると余計に気に
なってしまう。特に工場はそうなのだ。


(Leica M6 / SUMMARIT-M f2.5/50mm)
(Kodak Gold 200)


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ボクはあまり観光地の名所を写真に収めない。
でも観光地は好きでその場所の日常生活のあり
のままの姿を収めたいと思っている。だからこ
れからも色々な観光客のいかない観光地に行く
ことを続けるだろう。


(Leica M6 / SUMMARIT-M f2.5/50mm)
(Kodak Gold 200)
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by 85-f14 | 2015-05-18 00:12 | Kyoto City | Comments(0)
#2 感覚記憶の葬列 2015.5.17
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河原町から北山を経て伏見にたどりついた。
太陽が少し傾き始めてはじめて日曜日だとい
うことを感じ始めていた。川の傍を歩いてい
ていると反射した光が哀しくみえる。


(Leica M6 / SUMMARIT-M f2.5/50mm)
(Kodak Gold 200)



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酒蔵が多く点在しているのでカメラを持った
人によく出くわした。なかにはカメラ教室だ
ろうか。若い人を引き連れて歩く年配の人が
熱心に構図について説明をしていた。


(Leica M6 / SUMMARIT-M f2.5/50mm)
(Kodak Gold 200)


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とても雰囲気のある場所だった。夏の訪れを
感じさせてくれる少し湿った空気が流れてい
て心地よかった。


(Leica M6 / SUMMARIT-M f2.5/50mm)
(Kodak Gold 200)
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by 85-f14 | 2015-05-17 23:56 | Kyoto City | Comments(0)
#1 感覚記憶の葬列 2015.5.17
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相も変わらず目的無く出掛ける癖がついてし
まっている。そんな心ここにあらずの状態な
のでせっかく撮り終えたフィルムを交換して
新しいものを入れる間にベンチに置いたまま
にしてしまったことをしばらく経って思いだ
した。注意力が散漫で記憶も曖昧気味だ。


(Leica M6 / SUMMARIT-M f2.5/50mm)
(Kodak Gold 200)



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静かすぎる公園で忘れてきたフィルムのこと
を思い出し後悔しながら休憩する。ブランコ
にでも乗ってみようと思ったが今度はカメラ
を落としそうなのでやめておいた。



(Leica M6 / SUMMARIT-M f2.5/50mm)
(Kodak Gold 200)



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何をするわけでもなく歩きまわったのでここ
がどこかよくわからない。場所を調べるのも
めんどくさいのと大した問題でもないのだ。


(Leica M6 / SUMMARIT-M f2.5/50mm)
(Kodak Gold 200)






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by 85-f14 | 2015-05-17 23:46 | Kyoto City | Comments(0)
#2 微睡ディストーション 2015.4.25
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夜型の生活で昼夜のバランスが崩れている。
こうして日中にカメラを持って歩いていても
身体の怠さとメランコリックな気分が付きま
とっている。そんな日は写真にも顕著に表れ
て数枚しか撮れないのだ。


(Leica M9-P / MS-Optical Sonnetar f1.1/50)


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河原町付近はいつも人で溢れている。待ち合
わせをしてもなかなか会うことができないの
ではと思ってしまう。そんな人なのだろうか


(Leica M9-P / MS-Optical Sonnetar f1.1/50)
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by 85-f14 | 2015-04-25 23:35 | Kyoto City | Comments(0)
#1 微睡ディストーション 2015.4.25
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仕事外で久方振りに外に出掛けた気がする。
何をするわけではないがただカメラをもって
歩くことがボクにとってはオーディナリーな
のだろう。気持ちが乗らないと写真に顕著に
表れる。それがライカであってもだ。

初夏のような陽気で空気の匂いが変わってい
ることに気づくのがつらく感じてしまう。


(Leica M9-P / MS-Optical Sonnetar f1.1/50)



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液晶の解像度が悪くプレビューではイメージ
を読み取ることができないフイルムカメラの
ような側面を持っている。

このゾンネタールレンズは特にそういえる。
開放付近の霧がかかったようなディテールを
その場では読み取ることが難しい。

(Leica M9-P / MS-Optical Sonnetar f1.1/50)
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by 85-f14 | 2015-04-25 23:17 | Kyoto City | Comments(0)
#1 剥がれ続ける霖雨 2015.4.06
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桜咲く季節になったが自堕落な生活を続けて
しまっている。自分自身が背負ってきたもの
が重く綺麗に塗り固めた色も徐々に剥がれて
きているようにも感じる。

眠れない夜に車を走らせても解決にはならな
いが救いにはなる。真夜中の高速道路のパー
キングに咲く桜はひたすらに白かった。

(iPhone 6)
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by 85-f14 | 2015-04-06 03:35 | Kyoto City | Comments(0)