![]() 午後の空いた時間を利用して墓参りに行って きた。車を置く場所がなく辺りにも駐車場が ないのでかなり手前で止めて歩いていかなけ ばならない。古い家の立ち並ぶ狭い道を歩い て小さな丘の上にその場所はある。 2つ分の墓を綺麗にすると心の中の波が引い ていく感覚があった。かわりに足には多くの 腫れとかゆみが残った。供えたばかりの花と 線香と煙草の煙が混じっていた。 ▲
by 85-f14
| 2015-07-31 22:29
| Osaka
|
Comments(0)
![]() 昼間でも薄暗い地下通路には湿気が纏わりつ いて夜のような雰囲気だ。行ったことはない のでわからないがライカ雑誌に載っているよ うなパリの夜を彷彿とさせる光景だった。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ![]() 京都からとなりの駅までの約3キロの道中は 観光客が訪れる場所もなく生活をする空間だ。 そんな光景はボクにとってはなにより魅力的 な場所なので積極的に迷子になるようにして いる。迷った末に訪れる光輝く光景を見たい がばかりに今日も知らない道に歩を進める。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ![]() となり駅について駅前の本屋に入った。しば らく手に取っては眺めを繰り返していたが普 段から目にしているであろうノルウェイの森 が今日はとても魅力的に映った。さっそく前 にある喫茶店で本を開いたが気が付いたら疲 れで微睡んでいた。時間の概念がない休日は 波に漂うように緩い時間なのだ。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ▲
by 85-f14
| 2015-07-26 22:12
| Kyoto City
|
Comments(0)
![]() ひとしきり写真を楽しみ、自然と京都に足が向 いた。何かの目的があったわけではないが思う がまま行動することにしている。駅を降りると 蒸し暑さが大きくなっていた。右から左へ順番 に流すように店を見て廻り気が付いたらまた歩 き出していた。帰ってきたライカと指の記憶と 共に足の向くまま写真との対話を楽しんだ。
(Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ![]() 暑さで人の少ない通りは皆が逃げてしまった後 のゴーストタウンのように静けさだった。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ![]() きれいな青空は広がっていた。ブルーというに ふさわしい色だった。今日の青はボクの頭の中 だけにしまっておこう。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ▲
by 85-f14
| 2015-07-26 22:00
| Kyoto City
|
Comments(0)
![]() このお寺にある仁王像のディテールが好きだ。 朽ちている個所もあるが力強さの中に優しさ が混在している。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ![]() 草の匂いが湿気と熱で強くなっている。嫌な 匂いではなく今の季節を強烈なまでにボクに 知らせてくる。そんな匂いなのだ。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ![]() 距離計でピントを合わせていると後ろでシャ ッター音が聞こえた。婦人が一眼レフを構え ているところだった。手におさまらないよう な大きなカメラを持った彼女は素晴らしく様 になっていた。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ▲
by 85-f14
| 2015-07-26 21:48
| Kyoto
|
Comments(0)
![]() 朝の目覚めとしては悪くなかった。ボクの中 に存在するカレを上手くなだめすかせている 証拠なのだろう。修理を終えたライカを持っ ていつもの喫茶店で朝食を終えて辺りを歩く ことにした。 休日ともなればここから山に向かって登る人 に多く出会う。ボクは登山やハイキングの趣 味はないが自分と向き合うといく意味では写 真も同じことなんだろうと思えてくる。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ![]() 青空が広がり朝から陽射しが強く降り注いで いた。木々や草花も夏色を見せて力強く空を 向いているが赤外線を通すと木々の葉が白く 染まり俯瞰的に見ることのほうがお似合いな ような気がした。 道端でおじさんが子どものような笑顔で釣竿 を軒先で手入れをしていた。なぜだろうか? おじさんと花やしきという言葉が思い浮かん できた。暑さで白昼夢を見たのだろうか? (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ![]() 今日も美術館には入らず周りを散策。展示物 より周辺の景色のほうがボクにとって価値の あるものなのだ。 (Leica M-E / Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM) ▲
by 85-f14
| 2015-07-26 21:37
| Kyoto
|
Comments(0)
![]() 今日一日は珍しく心穏やかに過ごせたように 思える。今日より明日、明日より明後日と思 うことより今日を穏やかに過ごせることがな により幸せなのかもしれない。 泡沫の如く時間は進んでいく。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH. 4th) ![]() 歩いては休み、写真を撮っては休みと何度とな く喫茶店で休憩した。気が付くと日が沈みかけ ていた。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH. 4th) ![]() 夜まで遊ぶのは久し振りだった。写真に買い物 とボクらしい本来の姿を久し振りに見たような 気がした。写真を続ける意味も少し見いだせた ようにも思える。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH. 4th) ▲
by 85-f14
| 2015-07-26 01:18
| Kyoto City
|
Comments(0)
![]() 帰りにライカストアに預けていたM-Eを引き 取りに祇園に寄ってきた。思ったより早く仕 上がったが連絡が入るまですっかり忘れてい た。無事にセンサーの交換ができひと安心だ。 帰りに見覚えのある扉を見つけた。ライカを 初めて購入して大きな箱を抱えて慣れない距 離計を見ながら撮ったファーストショットの 場所。あの頃の複雑な想いが甦ってきた。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH. 4th) ![]() 夕方に向かう時間、一向に暑さは治まらなか ったけど着物姿に涼しさを感じることができ た。京都らしい光景だ。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH. 4th) ![]() 撮るものと撮りたいものが必ずしも一致する とは限らない。撮りたいものはいつもあたま の中にある。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH. 4th) ▲
by 85-f14
| 2015-07-26 01:07
| Kyoto City
|
Comments(0)
![]() 奈良も京都に及ばすとも観光客が年々増えて きている。欧米の人は神社やお寺に書かれて いる文字をみて素直にカッコイイと思うらし い。「COOL」今日もそんな言葉が聞こえて きそうだ。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.4th) ![]() 小さな頃のお土産はいつも空気で膨らませた 車輪のついた鹿のおもちゃだった。はしゃぎ 過ぎて紐を引っ張り走りすぎて破れてしまっ ったのを思い出す。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.4th) ![]() 十年ぶりに近鉄電車に乗ったが特急料金を取 るところも特急なのにスピードが遅いのも変 わりはなかった。車で来るより遠いところに 来た感が強い時間だった。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.4th) ▲
by 85-f14
| 2015-07-26 00:58
| Nara
|
Comments(0)
![]() けたたましく鳴く蝉の声が誰もいない朽ちて いく駐車場の悲痛な声のように聞こえてくる。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.4th) ![]() 強い日差しと暑さから逃れるようにして大き な木とテラスのある喫茶店に2人して入り込 んだ。自然の緩やかな風を受けて身体が休ま るまで心置きなく過ごさせてもらった。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.4th) ![]() 元興寺というお寺で出会った小さな鬼の置物 木にもたれ掛りひっそりとしている姿がとて も愛らしい。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.4th) ▲
by 85-f14
| 2015-07-26 00:57
| Nara
|
Comments(0)
![]() およそ1年ぶりに訪れた奈良は変わらず蒸し 暑い場所だった。変化があったのは訪問者の ほうでカメラがニコンからライカに変わって となりでシャッターを切るのが友人になった ことぐらい。 過去の記憶は思い違いに過ぎず今この風景を 見ている記憶が真実と信じていたい。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.4th) ![]() 歩いていると陽炎が見えるほど気温が高い。 奈良町界隈を訪れるのが初めての友人とあち らこちらをうろうろとしながら思いのままに シャッターを切っていく。辺りで鳴く蝉の声 が夏を知らせていた。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.4th) ![]() どこに行っても絵馬を撮ってしまう。神社に よって様々な絵が描かれていて面白い。 (Leica M9-P / SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.4th) ▲
by 85-f14
| 2015-07-26 00:34
| Nara
|
Comments(0)
|
メモ帳
フォロー中のブログ
カテゴリ
Kyoto City Osaka City Kyoto Osaka Shiga Nara Hyogo Wakayama Mie Aichi Fukui Ishikawa Nagano Okayama Tottori Shimane Hiroshima Oita Tokyo Camera equipment タグ
RANGEFINDER(480)
Mirrorless(363) RANGEFINDER Film(311) Film camera(112) Compact(102) Smartphone(29) digital single-lens reflex(2) 以前の記事
2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 最新のコメント
画像一覧
|
ファン申請 |
||